"twinovels" di senzaluna

自分が書いたtwnovelなどのまとめ

2009-10-28から1日間の記事一覧

20091028 --89

その月界人はナミと言った。ハレとは幼馴染だそうだ。「カグヤ先生怒ってたよ。操船演習で月光路から転落してしかも船を壊すとか前代未聞だって」「シールドしてるはずのエンジンにまさかレゴリスが入り込んでるなんて誰も思わないよ!」「それただのメンテ…

20091028 --88

「俺は最近、フォロワー一覧を見るたびに思うことがある」「聞こうじゃないか」「何かあるたびに、何度も何度も健気にフォローしてくれるブリトニーに、いつか恋するんじゃないかって」「それだけはねえな」 #twnovel posted at 01:16:02

20091028 --87

村外れの入り江の外海側、岩場にうまく隠れるようにしてその洞窟はある。「月光路って昼でも使えるんだな」入り口にいた五郎左が、空に浮かぶ昼の月を眺めながら呟いた。「光が足りなくて安全ではないから、本当は夕方を待つものなんだけどね」修理に使う道…

20091028 --86

「恋の話かあ、、、。昔そうめん食べてた時に、希釈しなきゃいけないつゆを母さんがそのまま出したことがあってな」「父ちゃんそれ濃い話や」 #twnovel posted at 00:44:33 まさかの赤ふぁぼw ありがとうございます(^^;;;

20091027 --85

人間は男と女になり、子供を生みました。ひとりふたりと増えていきます。時が経ち二十人程に増えた頃、ようやく神様が目を覚まし、世界は再び光に満ち溢れました。神様は人間が増えている事を確かめ嬉しそうに歩み寄りましたが、人間達は人間同士で楽しげで…

20091026 --84

神様が休み、世界は闇に包まれました。四神竜は人間に性別を与え、さらに祝福(地を司るマドレーテラが慈愛、水を司るオセアーノが寛容、火を司るフィアーマが勇気、風を司るヴェンテーラが自由)を授けました。性別と祝福の授与が終わり、あとは神様が目覚…

20091026 --83

性別を与えて増やすにしても、もうひとり人間が必要です。神様は自分の複製を新たに1体作りました。自分の複製を2体も作ったことでさすがに疲れてしまった神様は、最初に生まれた4匹の竜《四神竜》を呼び出し、自分が休んでいるあいだに人間に性別を与えてお…

20091025 --82

奇跡の大部分を封じている為、人間はいつか老いて死にます。基礎螺旋の寿命制限を解除するのは難しく、失敗すると人間が人間でなくなる可能性がありました。折角できた話し相手を失いたくない神様は制限の解除に代えてこれまでなかった性別を与えて人間同士…

20091025 --81

神様は喜びました。ですが生まれたばかりの人間は何もできません。神様は生きていくための信仰と言葉と知恵を人間に教えました。人間は優秀ですぐに覚えて使いこなすようになり、やがて立派な神様の話し相手に成長しました。時が経ち、困ったことが起きまし…

20091025 --80

自分の魂と肉体を複製してみよう。しかし全て自分と同じ者では神が複数になってしまう。神様は一つの世に唯一無二と原始大綱にあります。そこで神様は複製した魂と体が持つ奇跡の大部分を、体を構成している基礎螺旋の中に封じ込めました。今度はうまくいき…

20091025 --79

次に神様は作った者に自分の魂を分け与えてみましたが、今度は体が魂に耐え切れず死んでしまいました。また神様は死んでしまった者を焼きました。するとそれは様々な動物と植物になって世界の隅々にまで広がり、生態系を形成していきました。神様は考えます…

20091025 --78

昔、神様は独りでした。寂しくなった神様は自分と同じ姿形の者を作り、話し相手にしようとしました。塵からできたそれは、しかしすぐに死んでしまいました。魂が入っていなかったからです。神様は死んでしまった者を焼きました。燃やされたそれは4匹の竜とな…

20091025 --77

携帯を池に落とした。飛び込めないので困っていると、池の中から女神様が現われた。よしここは先手必勝だっ。「女神様、ふつうの携帯を落としました」「え、ふつうのでいいの?」「? はい」女神様が消えた後、友人に電話をと発信したが繋がらない。「ふつう…

20091025 --76

携帯を池に落とした。さすがに飛び込めないので困っていると、なんと池の中から女神様が現われた。「女神様、わたしauの携帯落としちゃっt」言い終わる前に女神様が怒った。「嘘をつくとは何事ですか! あなたが落としたのは普通の携帯であって英雄の携帯で…