20091028 --87
村外れの入り江の外海側、岩場にうまく隠れるようにしてその洞窟はある。「月光路って昼でも使えるんだな」入り口にいた五郎左が、空に浮かぶ昼の月を眺めながら呟いた。「光が足りなくて安全ではないから、本当は夕方を待つものなんだけどね」修理に使う道具を手にハレが答えた。 #twnovel
posted at 01:01:00
村外れの入り江の外海側、岩場にうまく隠れるようにしてその洞窟はある。「月光路って昼でも使えるんだな」入り口にいた五郎左が、空に浮かぶ昼の月を眺めながら呟いた。「光が足りなくて安全ではないから、本当は夕方を待つものなんだけどね」修理に使う道具を手にハレが答えた。 #twnovel
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