20091119 --157
「……また来る」墓に背を向け歩き出す。守護者になれば十中八九イネビリアを手にかけることになるだろう。同族殺しだ。だがその業を背負う覚悟は、ある。そうしなければ取り戻せぬのなら喜んで背負おう。恐らく求めるものはその先に。――やがて青年は、闇に溶け込むように消えた。 #twnovel
posted at 13:01:49
「……また来る」墓に背を向け歩き出す。守護者になれば十中八九イネビリアを手にかけることになるだろう。同族殺しだ。だがその業を背負う覚悟は、ある。そうしなければ取り戻せぬのなら喜んで背負おう。恐らく求めるものはその先に。――やがて青年は、闇に溶け込むように消えた。 #twnovel
posted at 13:01:49