20140517 --765
それは恐らく彼らに「それがある」と気づかれる前からそこにいた。街道の先。米粒のような騎影。距離がまったく縮まないところから進行方向は同じ。時折見失うものの気がつけばまた前を行くので進む速度もほぼ同じなのだろう。しかし、この緋岩街道を一騎で進むとは、なんと無謀な。 #twnovel
posted at 03:53:12
それは恐らく彼らに「それがある」と気づかれる前からそこにいた。街道の先。米粒のような騎影。距離がまったく縮まないところから進行方向は同じ。時折見失うものの気がつけばまた前を行くので進む速度もほぼ同じなのだろう。しかし、この緋岩街道を一騎で進むとは、なんと無謀な。 #twnovel
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