20130131 --653
「では、おやすみなさい」と言い、幼子は毛布をかぶった。小さく丸まっている様はさながら闇に怯えながら眠る小動物のようだ。本来ならば暖かい家の中で、母親の優しい子守歌に包まれていてもおかしくない年頃だろうに。本人曰く、母親とは死別、先日まで首都の孤児院にいたそうだ。 #twnovel
posted at 02:17:36
「では、おやすみなさい」と言い、幼子は毛布をかぶった。小さく丸まっている様はさながら闇に怯えながら眠る小動物のようだ。本来ならば暖かい家の中で、母親の優しい子守歌に包まれていてもおかしくない年頃だろうに。本人曰く、母親とは死別、先日まで首都の孤児院にいたそうだ。 #twnovel
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