2013-06-25 20121023 --599 twnovel 守護者戦記 SIDE-SEN 時は深夜。生き物は皆夢の中。空に浮かぶは上弦の月。雲の合間から時折顔を見せては街道の遥か先に横たわる山脈をほのかに映し出す。この季節にしては生温い風が草木を撫でて枯葉を巻き上げる様はまるで心底に潜む不安を掻き立てるかのようだ。そんな道の上、空の下。騎影、ひとつ。 #twnovel posted at 01:00:34 後に書き換える。