"twinovels" di senzaluna

自分が書いたtwnovelなどのまとめ

20091121 --162

そこは時の止まった部屋、或いは運命の揺り籠。今、息絶えようとする母親の腕の中で、徐々に冷たくなる母親に気づきもせず、幼子が安らかに眠っている。今はまだ知らぬ。今はまだわからぬ。次に目覚めた時より始まる激動の未来など。遠くで雷が鳴った。それが、全ての序曲だった。 #twnovel
posted at 23:18:33



5ふぁぼいただきました。
ありがとうございます。