2009-10-21 20091020 --67 twnovel misc 夜空をオリオンが横切っていく。その足下から一筋、流星が零れた。深夜。風もなく、視界を遮る雲もなく、空は星で満たされていた。それはまるで底の見えぬ無音の星海。刹那、吸い込まれそうな錯覚。と同時にオリオンの左肩から流星一つ。静の中に動を見い出し、わたしは我に返った。 #twnovel posted at 23:53:26