2013-09-19 20130701 --718 twnovel 月変わり 片手で傘を差しつつ水無月が来た。もう片方の手には閉じられた傘。月の入り口で雨宿り中の文月の為に持ってきたらしい。「今年の空はなかなかに気まぐれで」水無月は言う。「どこで降られるかわからなくて」それを受けて文月は笑う。「ありがとう。手紙を書くよ。また来年会おうね」 #twnovel posted at 00:12:51