"twinovels" di senzaluna

自分が書いたtwnovelなどのまとめ

20130621 --714

その『意識』は、運命の大樹の枝先まであとひと節という場所に生まれた。結末という名の、枝先に生る実を掴むまでの距離はほんの僅か。選択できる事象も無いに等しい。彼らは、驚くべきことに、踵を返して枝を戻り始めた。どうしても諸事の始原を確かめなければならぬと言い残して。 #twnovel
posted at 00:49:25