20130621 --713
その『意識』は、運命の大樹の、枝先まであとひと節という場所に生まれた。結末──枝先に生る果実を掴むまでの距離はほんの僅か。選択できる事象も無いに等しい。それでも彼らは進んだ。たとえ幼子が吹くしゃぼん玉ほどの刹那の時だとしても、見届けたいものがあるのだと言って。 #twnovel
posted at 00:41:15
その『意識』は、運命の大樹の、枝先まであとひと節という場所に生まれた。結末──枝先に生る果実を掴むまでの距離はほんの僅か。選択できる事象も無いに等しい。それでも彼らは進んだ。たとえ幼子が吹くしゃぼん玉ほどの刹那の時だとしても、見届けたいものがあるのだと言って。 #twnovel
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