20120128 --501
うずくまり抱えた膝の間から、視線を巡らせた。ひとりでは断てそうにない鎖が目の前にある。重く、頑丈な鎖だ。これがある限りここから動けない。いつからあるのか、もしかしたら最初からそこにあったのかもしれないが、よくわからない。気がついた時には、それはそこにあったのだ。 #twnovel
posted at 18:12:30
うずくまり抱えた膝の間から、視線を巡らせた。ひとりでは断てそうにない鎖が目の前にある。重く、頑丈な鎖だ。これがある限りここから動けない。いつからあるのか、もしかしたら最初からそこにあったのかもしれないが、よくわからない。気がついた時には、それはそこにあったのだ。 #twnovel
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