2011-10-08 20110913 --427 twnovel 守護者戦記 桜月館、肖像画前。フランス窓越しに月光が優しく差し込み肖像画を照らす。ほのかに浮かび上がる少女の絵を、黒衣の騎士は無言で眺めていた。逆光のせいでその表情は見えない。「……一人なのか」そこへ、そう声をかけた者がいる。センだ。黒衣の騎士は答えない。それが答えだった。 #twnovelposted at 00:19:07