20110603 --368
首都の北部には広大な庭園があり、待月堂はその更に北端に位置する。通常なら静寂に満ちているここが、珍しく人々の声で賑わっていた。堂のそばを流れる小川に蛍が姿を見せ、幻想的な世界を作り上げているからだ。熱も音もなく光り飛び交う蛍を、訪れた者はうっとりと眺めている。 #twnovel
posted at 05:27:12
前日の夜中に一度投稿したんだけど、どうにも座りが悪くて書き直したのが↑のやつ。
131文字内で書こうとすると色々と削ったり言い回しを変えたり、なんだかパズルみたいなところもあって面白いよね。
ただまあ、まだ良くできるんじゃないかと思うけど、今のわたしではここが限界かしら。
↓は書き直す前の。
首都の北部には広大な庭園があり、待月堂はその北端に位置する。いつもなら静寂に満ちているのだが、珍しくここ数日は人々の声で賑わっていた。堂のそばを流れる小川に蛍が姿を見せ、幻想的な光景を作り上げているからだ。熱も音もなく飛ぶ蛍を訪れた者たちはうっとりと眺めている。 #twnovel
posted at 22:46:55